バンダイナムコスタジオバンクーバー:学生プロジェクトから生まれた北米市場向けコンテンツと産学協同事例紹介

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日時:
2014年09月02日(火)11時20分〜12時20分
形式: セッション(60分)
受講スキル:
海外教育機関との産学連携に興味のある方、北米若者市場に興味のある方、海外市場を視野にいれた企画を検討している方。プログラミング知識は必要といたしません。
受講者が得られるであろう知見:
・北米の若者が欲しいと思うUI/UX、海外教育機関と連携して開発していく手法<br />・バンクーバー地域の学生気質、特色
セッションの内容

バンダイナムコスタジオがカナダ・バンクーバーで進めている、学生プロジェクトおよび産学協同事例についてのご紹介と、プロジェクトを通して得られた知見、アイデアを学生たちから引き出す手法、学生たちが“本当に欲しいと思うサービス”を作りあげる過程、教育機関とのコラボレーション、ビジネス連携などの事例、カナダを含む北米若者向けコンテンツ市場にまつわるトピック等のご紹介。


講演資料

  • C14_76.pdf

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講演者プロフィール

堤 康一郎

堤 康一郎
所属 : 株式会社バンダイナムコスタジオ
役職 : ET開発本部 未来開発部<br>課長

1998年株式会社ナムコ入社。バンダイナムコゲームス技術部門を経て、2012年より現職。
アーケードプラットフォーム開発から、携帯向けゲームサービス立ち上げ、ソフトウェア開発まで幅広く経験しており、その知見を活かして、先端技術の調査、研究、社外協業各社様との技術窓口、社外技術利用のコーディネート他、開発プロジェクトへの技術支援全般を行っています。

CDMとの産学協同プロジェクトには立ち上げ時から参画し、テーマ創出とプロジェクト全般へのアドバイスを行いました。現在、日本とカナダを往復しながら、第3期プロジェクトの進行をサポートしています。


《講師からのメッセージ》


バンダイナムコスタジオの新たな挑戦として2013年よりスタートした、バンクーバー地域での学生プロジェクトですが、現地学生ならではの発想とスピード感あふれる進行は、非常に刺激的であると同時に、制作するコンテンツのターゲットユーザー層でもある学生自身が、自分たちの本当に欲しいコンテンツやサービスについて深く考え、開発していくという魅力あふれる取組みにもなっています。

本セッションを通して、カナダ・バンクーバー地域特有の事例紹介にとどまらない、学生とのコラボから得られた様々な知見を、受講者の皆様と広く共有させていただき、新たな機会創出につながることを期待しています。

本山 博文

本山 博文
所属 : 株式会社バンダイナムコスタジオ
役職 : AM開発本部コンテンツデザイン2部<br>ゲームデザイナー

株式会社セガ・エンタープライゼスにてデバッガーとして1994年にキャリアをスタートし、1999年にUBISOFT日本・上海にてリードゲームデザイナー、コンテントマネージャーを経て株式会社ナムコに2003年入社。株式会社バンダイナムコゲームスを経て2012年より現職。

ゲームデザイナーとしてF1 Racing Championship、Raymanシリーズ、Tom Clancyシリーズ、エンスレイブド、インバージョンなど。プロデューサーとしてアーバンレイン、パンダさん日記など。現在業務用ゲーム機の開発を担当。
CEDEC2009講演「ワールドワイドタイトルのゲームデザイン、ハードコアゲームからカジュアルゲームまで」以来、2回目。

CDMとの産学協同プロジェクトには2014年1月から参加しています。


《講師からのメッセージ》


本プロジェクトは現地学生ならではの斬新な発想による企画開発、スピード感のある開発プロセス、そして欧米市場における主要消費者として学生自らリサーチした知見を活かした製品作りが特徴です。

講演内容はカナダ・バンクーバーといった特定の地域の事例として取り上げるのでなく「欧米の学生たちとのコラボレーション事例」として日本にいては体験できない多くの知見を共有したいと思います。
よろしくお願いします。

Dennis Chenard

Dennis Chenard
所属 : CDM | CENTRE FOR DIGITAL MEDIA
役職 : Director of Industry Relations

As the Director of Industry Relations at the Centre for Digital Media, Dennis Chenard has a history of connecting creators, producers, and distributors of digital content with peers from around the world and works with a variety of stakeholders in industry, government and education in Canada and abroad. He produces events (like Evolution of Gaming), founded the Vancouver International Partnering Forum (a B2B speed-dating event), advises/mentors students and industry, and speaks at a variety of digital media events. His background includes teaching in Canada and Europe, leading trade missions in the U.S. and across Asia and overseeing a variety of digital media projects and international trade events. A strong believer in industry and academic connections, he helps the Masters of Digital Media program (a joint UBC, SFU, Emily Carr and BCIT program) connect with industry on projects, talent connections and other partnerships.


《講師からのメッセージ》


I look forward to discussing the unique role Vancouver’s Centre for Digital Media plays in collaborating with the entertainment industry. We are a partnership between 4 top universities, a Centre for Research and Development, home to multiple game studios and other industry partners, and run a Master of Digital Media program. Project partners include: Bandai Namco Studios Vancouver, Electronic Arts, Microsoft, Roadhouse Interactive, Hothead Games, Kabam, etc. and we are always interested in connecting with new partners.


共同研究・開発者


斎藤 直宏(BANDAI NAMCO Studios Vancouver Inc.)