Microsoft × Unity - Visual Studio Tools for Unityを使った開発・デバッグ、Unityによるユニバーサル Windows アプリ開発

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日時:
2014年09月04日(木)11時20分〜12時20分
形式: セッション(60分)
受講スキル:
C# を使ったUnityでのゲーム開発経験がある方、Windows ストアによるゲームの配信に興味のある方向けにセッションを進めますが、デモを中心にご覧いただくので、Unityによるゲーム開発、アプリ開発に興味がある方であれば、どなたでも歓迎いたします。
受講者が得られるであろう知見:
1. Unity エディター、Visual StudioとVisual Studio Tools for Unityを使った C# スクリプトのデバッグ方法、C# スクリプトの効率的な入力<br />2. Unity から Windows ストアアプリ、Windows Phone アプリ、Xbox ゲームのビルド
セッションの内容

ゲームエコシステムとしての Unity を発展させるべく、Microsoft と Unity は本社レベルでのコラボレーションを続けています。UnityVS の買収やユニバーサル Windows アプリへの対応、Xbox One への対応、Unity 開発者向けの支援プログラムなど、Microsoft は Unity エコシステムへの投資を続けています。

本セッションでは、2つのパートで、デモを交えてご紹介いたします。
1. Unity エディター、Visual Studio と Visual Studio Tools for Unity (旧 UnityVS) を使った Unity タイトルの開発やデバッグ
2. Unity から Microsoft プラットフォームへの出力、ユニバーサル Windows アプリのビルド ( Windows 8.1 と Windows Phone 8.1 両対応)、 Xbox One ゲームのビルド

パート1 は ビルドターゲットには依存せず、Unity によるゲーム開発に役立つツールをデモを交えてご紹介します。
Unity エディターの Script Editor を Visual Studio Tools for Unity ( VSTU 、旧称 UnityVS ) に設定することで、開発者の皆様は、Visual Studio の IntelliSense や VSTU の Script Wizard を活用して、C# スクリプトでのコーディング作業がとても快適で効率的になります。また、VSTU を利用することにより、Visual Studio と Unity エディターを連携させ、エディター内でゲームを実行しながら、Visual Studio 上で C# スクリプトのデバッグが行えます。

VSTU のダウンロードはこちらのブログ記事から。
http://blogs.msdn.com/b/visualstudio/archive/2014/07/29/visual-studio-tools-for-unity-1-9.aspx

パート2は最新の Microsoft プラットフォームに対して、 Unity タイトルを展開する方法をご紹介します。
Unity タイトルは、Microsoft のクライアントプラットフォーム、Windows, Windows Phone, Xbox すべてに移植できます。
Windows 8.1 と Windows Phone 8.1 に対応したユニバーサル Windows アプリを開発することにより、PC、タブレット、電話で同じアプリを利用できるようになりました。Unity 4.5.3 より ユニバーサル Windows アプリのビルドがサポートされ、Windows と Windows Phone 向けの Unity タイトルの移植がより簡単になりました。
Unity の Free 版も Pro 版も Windows や Windows Phone への出力をサポートしています。Unity Pro 版には標準で Windows と Windows Phone への出力機能が含まれているので、Unity Pro 版をお持ちであれば、追加のライセンスは必要ありません。
Xbox One 用の Unity は現在 Public preview の状況にあり、ID@Xbox の契約者には無償で提供されます。

参考記事:
Introducing Universal Windows Applications in Unity
http://blogs.unity3d.com/2014/08/07/introducing-universal-windows-applications-in-unity/

Unity for Xbox One is here!
http://blogs.unity3d.com/2014/08/11/unity-for-xbox-one-is-here/


講演資料

  • C14_319.pdf

※資料のダウンロードにはログインが必要です。


セクション内容

講演者プロフィール

大西 彰

大西 彰
所属 : 日本マイクロソフト株式会社
役職 : デベロッパーエクスペリエンス&エバンジェリズム統括本部<br>エバンジェリスト

C言語のプログラマから出発、SE、コンサルタント、サポート、プリセールス、国際化アーキテクトなどの経験を重ね、様々の挫折を乗り越えながら、IT業界26年目。2005年9月にマイクロソフトに入社、メディアを使ったマーケティング、Silverlightテクニカルマネージャを経て、現在Windows、Windows Phone、Xboxのエバンジェリストを担当。趣味は当てのない散歩。座右の銘「踏まれてもなお立ち上がる道の草」
書籍: Silverlight大全、C#によるiOS、Android、Windowsアプリケーション開発入門
CEDEC 2013講演: Unity on Windows 8


《講師からのメッセージ》


昨年の Unity on Windows 8 に引き続き、今年も講演させていただけることになりました。ありがとうございます。
Unityをお使いの皆様に、無料の Visual Studio Tools for Unity (旧 UnityVS) をご利用いただき、Unityタイトルの開発を効率的に進めていただきたいと考えています。
セッションはデモ中心なので、肩の力を抜いてご覧いただければ幸いです。