情報コミュニケーション技術の発達・普及などを背景に、インディーゲームの世界市場が急拡大し、「Minecraft」のようなビッグタイトルが登場する 中、日本でも「同人ゲーム」や「インディーゲーム」と呼ばれる自主制作ゲームに期待が集まっています。近年ではIGDA日本が主催した「東京ロケテゲーム ショウ」「Independent Game Developers Summit」や「デジゲー博」「Bit Summit」のように、質の高い自主制作ゲームを一般の人が体験できるイベントが、国内でも次々と開催されています。
本セッションでは、著名な インディー・同人制作者の方をお呼びして、自主制作ゲームの国内市場、グローバル展開、配信プラットフォーム、メディアミックス等について、パネルディス カッションを行います。自主制作ゲームの制作と国内・海外への発信方法に関心がある方と、情報交換を行える機会にできましたら幸いです。
講演者プロフィール
七邊 信重
七邊信重(ひちべのぶしげ)。一般財団法人マルチメディア振興センター研究員。東京大学、東京工業大学の特任教員を経て現職。博士(学術)。IGDA日本SIG-INDIE世話人。日本デジタルゲーム学会編集委員、コンテンツ文化史学会委員。専門は社会学、ゲーム学。
《講師からのメッセージ》
縹 けいか
オンラインゲーム、コンシューマゲームの企画・開発を経てフリーランスとなり、現在はシナリオライターとして活動している。
同人活動の方では、ノベルゲーム「ファタモルガーナの館」が代表作となる。総数65曲の楽曲や、油彩タッチの重厚なイラストが特徴的。
2014年初夏より同作がiOSアプリ化し、夏にノベライズやコミカライズが行われる。
ローカライズのプロジェクトも進行中。
《講師からのメッセージ》
江崎 望
江崎 望(えざき のぞむ)
2000年より同人ゲームサークル「D.N.A. Softwares」として、ゲームソフトを自主制作。コミックマーケットで頒布を続ける。
同人サークルとしての活動と並行して、「デジゲー博準備会」代表として、2013年11月に同人・インディゲームの展示・即売会「デジゲー博」第一回を開催。
他、ゲームエフェクト制作に関する合同誌「THE GAME EFFECT」を編集・制作、「ゲームクリエイターが知るべき97のこと 2」に執筆(「D.N.A.」名義)。
《講師からのメッセージ》