ライブラリを作ってはいけない ~それでも作りたいあなたへのアドバイス~

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日時:
2014年09月04日(木)17時00分〜17時30分
形式: ショートセッション(25分)
受講スキル:
今いるプロジェクトのシステムが××なので自分の手で新たに作りたい、今使っているライブラリが××なので自分の手で新たに作りたい、と考えたことのある方。
受講者が得られるであろう知見:
ライブラリを作ってはいけないということ(もしくは、それでも作りたい場合に留意すべきこと)
セッションの内容

本セッションでは、ライブラリ開発においておろそかになりがちな周辺環境に焦点を当て、持続可能なライブラリ開発への取り組み方についてお話しします。プログラムの話もちょっとします。

・ライブラリ開発の始め方
・採用への道
・リリース時に必要なものと作業の自動化
・プロジェクトの外でのデバッグ環境の構築
・他のライブラリとの微妙な関係
・サポートとは何か?
・プロジェクトとのコミュニケーション
・メンタル的な問題

※サウンドライブラリの開発から得られた知見ではありますが、すべてのプログラマーの方に聞いていただける内容です。


講演資料

  • C14_150.pdf

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講演者プロフィール

黒畑喜弘

黒畑喜弘
所属 : 株式会社バンダイナムコスタジオ
役職 : 未来開発部 基盤開発課<br>プログラマー

1998年ナムコ入社。テーマパーク向けアトラクション、エレメカ、パチスロ、コンシューマタイトルのプログラマーを経て、『リッジレーサー6』『リッジレーサー7』のサウンド実装を担当したことをきっかけに、2006年より社内サウンドライブラリ専任。負け組。

CEDEC2012 『「音の見える化」によるサウンド実装の効率化と、これから』 講演


《講師からのメッセージ》


社内ライブラリを8年間に渡って作り、100タイトル近くのプロジェクトに提供およびサポートし続けてきましたが、1~2年で完成して手放せるだろうという当初の予定とは裏腹に、想定外の不具合、得られない協力、バグの押し付け合い、時代の変化、それら数々のシーンから得られた、技術およびサポート面でのノウハウをお伝えします。