広がるUnityの利用がゲーム開発の現場もたらす効果、Unityの新しいバージョン「Unity4」で盛り込まれるMecanimやDirectX 11等の新機能についての解説や、Unityが4.xで目指すもの、また、それらの新しい機能が切り開く可能性などについて紹介します。
昨年、UnityはCEDEC AWARDS プログラミング・開発環境部門で最優秀賞受賞を頂きました。おげさまでその後も、日本国内においても加速度的にユーザー数が増えており、採用タイトルも続々とリリースされています。
こうした採用状況の増加は、Unityがゲーム開発におけるプラットフォームとしての機能を持ち始めてきたことを意味します。
また、Unityの新しいバージョン「Unity4」では、以下のような新機能が盛りこまれます。
・新アニメーションシステム「Mecanim」
・DirectX 11
・Linux対応
・日本語フォント対応
これらの機能が実際にゲーム開発をどう変えていくのか、こうした機能をUnityを通して誰もが使えることにより、どういった可能性が開けるのかといったことを、実際の機能をデモしながら紹介していきます。
講演者プロフィール
大前 広樹
ITベンチャー企業を経て株式会社フロム・ソフトウエアに入社。マルチプラットフォームにおけるビデオゲーム開発環境の設計・開発を担当する。ゲーム開発者の幸せな明日を目指して右往左往する傍ら、 2010年よりUnity Technologiesの日本展開を担当。Unityの日本での普及や、それをとりまく新しい開発方法論の探索・普及に尽力。
《講師からのメッセージ》
皆さまのご支援のもと、Unityはこの一年で日本でも爆発的な普及を見せています。それに伴って、ゲームの作り手やゲームの作り方についても、着実に変化がおきていると思います。今年も楽しくて役に立つ講演を目指して準備しますのでご期待下さい。