Child of Edenとルミネス エレクトロニックシンフォニー製作舞台裏(メイキング)です。
一般的なビデオゲーム開発とは全く異なる方法で作成されたChild of Edenのアプローチ方法、
シリーズ最新作であるルミネスがPSVitaでどのように進化したのか、
また各タイトルに、キューエンタテインメントのコンセプトである「ミュージックインタラクティブ」がどう取り込まれていったのか、などを分かりやすく解説していきます。
講演者プロフィール
浅地 義太
打楽器奏者として活動後、1998年よりゲーム業界へ転職し、主にキャラクターモーションデザインを担当する。
2008年キューエンタテインメントに音楽ゲームのスタッフとして入社。
Child of eden にも当初デザイナーとして参加するが、
このプロジェクトのテーマである共感覚(シナスタジア)をデザインする仕事になり、
そのツール作成とシナスタジアデザインのディレクションを担当。
シナスタジアアーティストと(知らぬ間に)クレジットされるが、実際に共感覚を持っているわけではない。
LUMINES Electronic Symphonyにも参加し、Edenで得た技術を用いる。
《講師からのメッセージ》
シナスタジア(共感覚)というキーワードから模索して作り上げた、
音や様々な入力、ゲーム中に発生する情報をゲームグラフィックに反映させるツールの作成から
そのアートワークについての説明をします。
小林 賢五
多摩美術大学情報デザイン学科デザインコースを卒業後、元気ロケッツのスタッフとしてQに入社。
その後、コンシューマー向けソフト開発部署でルミネスシリーズ、各プロジェクトにデザイナーとして参加、音とゲームの融合の気持ちよさを知る。
Child of Edenではグラフィックデザイナー兼ゲームデザイナーとしてアサイン。
LUMINES Electronic Symphonyでは初のアートディレクターを務める。
《講師からのメッセージ》
高梨 真
1974年生まれのグラフィックデザイナー兼アートディレクター兼テクニカルアーティスト。
1997年にセガに入社し、サカつくシリーズやセガラリー2など王道からニッチまで幅広いジャンルでゲームを開発。
2008年からキューエンタテインメントへ入社し、Child of Edenなどのゲーム開発に携わる。
代表作は「サカつく」「セガラリー」「ガンヴァルキリー」「Child of Eden」など。