AMD Leo デモの詳細

タグ:
日時:
2012年08月22日(水)17時50分〜18時50分
形式: セッション(60分)
受講スキル:
プログラミング経験があることが望ましいが必須ではありません。講演の一部は非専門の方向けとなります。
受講者が得られるであろう知見:
AMD Leo のデモで使われている DirectX11ベースの高度なレンダリング手法。
セッションの内容

本セッションは、AMD 社 Leo デモ (コンシューマー向けの最新ハイエンド CPU ローンチ時に公開) の技術的詳細を提供するものです。新たに開発されたレンダリングパイプライン“Forward+”はDirectX11の機能を用いて実装されています。 講演ではこの“Forward+”がデモでどのように実装され、また拡張されたかといった技術的詳細について紹介します。また、デモで使用されているこの他の DirectX11 のテクニックや機能についても解説します。なお、デモはリアルタイムで行われます。また、技術とコンセプトを充分に見ていただくため、全トピックのデモはフリーフライカメラを用い、会場でリアルタイムに行われます。


講演資料

  • 67_CEDEC2012_leo.pdf

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講演者プロフィール

Jay McKee

Jay McKee
所属 : Advanced Micro Devices, Inc.
役職 : Office of the CTO<br/> SMTS SW Engineer

Jay McKee works as a lead engineer in AMD's CTO Tech Initiatives Group. At AMD he focuses on creating real-time rendering demos for AMD GPUs and researching ways to push the visual experience to the max in real-time. Prior to AMD, he was a render programmer at Crystal Dynamics and created render technology and special effects for PlayStation 3®/Microsoft Xbox 360® Tomb Raider @tm titles. Jay has developed technologies in a variety of other fields such as embedded software, flight simulation, and military combat training systems.
ジェイ・マッキーは、 AMDのCTO Tech Initiativesグループにおけるリードエンジニアとして活躍しています。AMDでは、主にAMD GPUのリアルタイムレンダリングデモにその焦点をおき、リアルタイムでの、より高度な視覚効果の開発に力を注いでいます。以前はクリスタル・ダイナミックスのレンダープログラマーとして、PlayStation 3®/Microsoft Xbox 360® Tomb Raider 向けのレンダーテクノロジーや、特殊効果の開発を行っていました。ジェイは他にも、埋め込みソフトウェアや、フライトシュミレーション、軍隊の戦闘トレーニングシステムの技術開発など、様々な分野において活躍してきています。

原田隆宏

原田隆宏
所属 : Advanced Micro Devices, Inc.
役職 : Office of the CTO

Takahiro Harada is a researcher in AMD's office of the CTO where he is exploring the possibility of GPU computing, mainly focusing on application to physics simulation. Before joining AMD he engaged in research and development on real-time physics simulation on not only PC but also game consoles at Havok. Before coming to industry, he was in academics as an assistant professor at the university of Tokyo where he also earned his Ph.D. in engineering.
原田隆宏は、AMDのCTO総長室のリサーチャーであり、GPUコンピューティングの実現性においてその可能性の追求に勤しんでいます。主には、フィジックスシミュレーションに対するアプリケーションにその焦点を当てています。以前は、Havokにて、PC上だけではなく、ゲームコンソール上でのリアルタイムフィジックスシミュレーションの研究、開発に携わっていました。現在の開発分野に携わる前は、東京大学にて助教授を努めていました。同校にては、エンジニアリング分野で博士号を取得しています。