100名規模のVTuberコラボ配信を実現するために刷新した配信システムについて

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日時:
2026年07月22日(水)11時10分〜12時10分
形式: レギュラーセッション(60分)
受講スキル:
・リアルタイムサーバーの開発、運用に興味のある方 ・技術のエンタテインメント領域応用に興味のある方
受講者が得られるであろう知見:
・VTuber配信におけるリアルタイムサーバーの活用法について ・カテゴリを問わず発生するリアルタイムサーバーにおける課題の解決方法について ・MagicOnionを含めたC#による包括的システム設計について ・運用中の中規模システムのリプレイスについての実例
セッションの内容

本講演では、ANYCOLORが運用していた既存のコラボレーション配信用システムを約半年という短期間で刷新して100名規模のコラボレーション配信を実現するためのシステムを導入、運用に至るまでの技術的な挑戦と試行錯誤について講演いたします。

ANYCOLORには2025年時点で170名以上のライバーが在籍しており、以前から100名規模のライバーが参加するコラボレーション配信の実現が悲願となっていました。
しかし、従来のシステムにはいくつかの課題がありました。パフォーマンスの問題で参加人数を十数名程度に制限せざるを得ないことや、特定環境下で定期的なラグが発生することです。また、配信状態を可視化するツールもなかったため、多人数参加時に配信情報をリアルタイムに確認することが難しく、エンジニアによるサポートが常に必要となる状態でした。

さらに、実際の利用状態に近いシナリオベースでの負荷試験を行うことが難しく、多人数コラボ配信時のアプリケーションの堅牢性を十分に担保できないという課題もありました。
加えて、運用の効率化や開発スピードのさらなる向上に向けて、ライバー用アプリ開発チームが直接システム開発・運用を主導できる体制への改修が求められていました。

そこで、Go言語(Golang)で実装されていた旧システムを、ライバー用アプリ開発チームが得意とするC#へリプレイスすることを決断しました。その上で、リアルタイムサーバーにおける多人数参加時のパフォーマンス改善、可視化用Webアプリの実装、シナリオベースの負荷試験ツールの導入を行い、開発と運用を同チームで引き取る体制を構築しました。

本講演では、リプレイス開発を開始した2024年9月から、新システムを導入した2025年4月を経て現在に至るまでの、ANYCOLORの技術的な挑戦について詳説します。


講演資料

  • CEDEC2026_100名規模のVTuberコラボ配信を実現するために刷新した配信システムについて.pdf

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講演者プロフィール

大道 賢人

大道 賢人
所属 : ANYCOLOR株式会社
部署 : テクニカルクリエイティブ部
役職 : リードエンジニア

ゲーム業界で15年ほど複数タイトルの開発、リリースに関わり
主にリアルタイムサーバーを用いたPvP、PvEゲームの開発を経験し、サーバー、クライアント、グラフィック問わず幅広い業務を担当しました。
ANYCOLOR入社後は、リードエンジニアとして配信用アプリケーションの開発と自動化による業務効率化を推進しつつ
本講演でご紹介いたしますコラボレーション配信用リアルタイムサーバアプリケーションを含むシステムの設計、開発、運用保守を担当しております。

《講演者からのメッセージ》
ANYCOLORでは、多彩なライバーさんが所属しており皆様にライバーさんの魅力を伝える一助となるべく日々業務に従事しております。
イベントや企画などでたくさんのライバーさんが参加する機会が多いため、以前からコラボレーション配信システムの大規模化と安定化が求められていました。
本講演では、新たに導入したコラボレーション配信システムの開発と導入から得られた知見、配信とゲームで異なるジャンルで直面した課題とその解決方法についてご紹介いたします。