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セッション分野

【講演】 Beyond HDR -きらめきも質感も、見たままに届ける。映像体験への実験的挑戦-

CEDEC 2026 VA
ポスト
日時
2026年07月22日(水)13時40分〜14時40分
形式
レギュラーセッション(60分)

受講スキル

映像キャプチャ・ディスプレイ技術に興味のある方、またはゲーム・広告・エンタメ・空間演出における新たな「体験価値」の創出に関心をお持ちのクリエイター・プロデューサー

受講者が得られるであろう知見

・グランツーリスモの世界観の中で挑む、"きらめき"と"質感"の映像表現実験 ・撮像から表示まで、HDRのその先を見据えて実験的に挑んだエンドツーエンドのアプローチ ・広告・エンタメ・空間演出などの「体験価値」に直結するビジネス応用の可能性 ・制作・表示の双方で、これまでにない表現の可能性を探るプロトタイプ的挑戦

セッションの内容

光のきらめき、素材の質感——映像がそれらを「見たままに届ける」ことができたとき、見る人の体験はどう変わるのか。本講演は、その問いに株式会社ポリフォニー・デジタルとソニー株式会社がグランツーリスモの世界観の中で実験的に挑んだ、プロトタイプ活動の報告です。

挑戦の核心は、撮像から表示まで一気通貫で見据えた点にあります。従来のHDRの枠組みにとどまらず、撮像と表示の両側から同時にアプローチすることで「きらめきも質感も、見たままに届ける」を目指しました。

ゲームや映像制作の枠を越えて、広告・エンタメ・空間演出など「体験価値」が問われるあらゆる領域に関わる方に、映像の「本物らしさ」がもたらす可能性を感じて頂ければ幸いです。確立した技術の発表ではなく、制作・表示の双方でこれまでにない表現の可能性を一緒に探る場にできればと思います。

講演資料

CEDEC_2026_Beyond_HDR_PUBLIC.pptx
CEDEC_2026_Beyond_HDR_PUBLIC_notes.pdf

※資料のダウンロードには ログイン が必要です。

講演者プロフィール

鈴木 健太郎

鈴木 健太郎

株式会社ポリフォニー・デジタル

エンジニアリングマネージャー

プロフィール

2014年、ポリフォニー・デジタル入社。『グランツーリスモSPORT』においてポストエフェクトなどのリアルタイムレンダリングに関する実装を行う。『グランツーリスモ7』においてはグラフィックスエンジニアのリードとしてマネジメントを行うと同時に、天球シミュレーション・レンダリングの実装を中心に各種プログラムの開発を行う。

SIGGRAPH 2025 において、"Driving Toward Reality: Physically Based Tone Mapping and Perceptual Fidelity in Gran Turismo 7"と題する講演を安冨 健一郎・内村 創と共同で実施。

《講演者からのメッセージ》

高い輝度に裏付けられた高コントラストな映像はとてもよいものだと感じています。参加者の皆さんも、是非現地で体験してみてください!

廣田 洋一

廣田 洋一

ソニー株式会社 技術開発研究所コンテンツ技術研究開発部門空間映像技術開発部

シニアビジュアルエンジニア

プロフィール

2005年入社。ブルーレイレコーダーやヘッドマウントディスプレイなどの高階調表現技術の開発設計を担当。近年はボリュメトリックキャプチャなどの3次元映像表現技術の研究開発にも携わり、撮像・コンテンツ作成・表示デバイスまで幅広く従事。

《講演者からのメッセージ》

これまでゲームは実写を、実写は現実を、それぞれ追い求めてきた面があると思います。私はゲーム業界の人間ではないのですが、ぜひ今回ご紹介する技術を体感して頂いて、皆さんと新しい映像体験を議論できればと思います。

内村 創

内村 創

株式会社 ポリフォニー・デジタル エンジニアチーム

画像処理エンジニア

プロフィール

2008年入社。CELL SPUを用いた映像の高画質再生、オクルージョンカリング、塗装材質の計測復元、HDR画像処理などを担当。
2025年のSIGGRAPHでは鈴木健太郎、安冨健一郎と"Driving Toward Reality: Physically Based Tone Mapping and Perceptual Fidelity in Gran Turismo 7"と題してGT7におけるHDR出力についての講演を行った。

《講演者からのメッセージ》

現実世界の物理量に縛られず、非圧縮の高画質な映像をリアルタイムで生成できるのはゲームCGの大きな利点です。
既存のディスプレイデバイスの規格や仕様から"解放"された出力デバイスを実現してみたら、ゲームの映像体験が何倍もの価値になりました。
この体験を共有し、仲間作りに広げていきたいと思っています。

安冨 健一郎

安冨 健一郎

株式会社ポリフォニー・デジタル

テクニカルアーティスト/チームリード

プロフィール

2007年入社。背景アーティストを経て、PBRワークフロー、大気シミュレーション、トーンマッピングを含むポストエフェクトなど、『グランツーリスモ』のさまざまな物理ベースグラフィックス仕様、HDR仕様にテクニカルアーティストとして関与。
SIGGRAPH 2025: "Driving Toward Reality: Physically Based Tone Mapping and Perceptual Fidelity in Gran Turismo 7" (鈴木健太郎・内村創 と共同発表)

《講演者からのメッセージ》

HDRが何のためにあるのか、何が良くなるのかいまひとつ実感がわかない、という方は展示エリアの実機デモ映像もご覧になりつつ、是非ともご来場ください。どちらが先でも、きっと伝わるものがあると思います。

菅井 千尋

菅井 千尋

ソニー株式会社 技術開発研究所 技術戦略室 クリエイター共創課

エクスペリエンスプランナー

プロフィール

ソニー株式会社にて研究開発技術の応用探索や先端技術を活用した体験デザインの開発、未来のエンタテインメント表現の創出に従事。将来を見据えた技術戦略の観点から市場リサーチや新規テーマの育成を推進し、HCD-Net認定人間中心設計専門家としてUI/UX実践アプローチを展開。これまでにBeautyExplorer™️の新規事業立ち上げやコミュニティ運営を担当。

《講演者からのメッセージ》

映像が"本物のきらめき"として目に届くような体験を、ぜひ展示ブースで体感してみてください。
この実験の先に広がる可能性は、皆さんとの対話やコラボレーションによって生まれると信じています。ぜひ一緒に映像体験の未来を描いていきましょう!

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