ハード性能の向上により、3DCGでは緻密なディテールを大量に扱い、360度どの視点からも鑑賞できる現実的な画づくりが容易になりました。
一方で、『GRANBLUE FANTASY: Relink - Endless Ragnarok』の原作にあたる『グランブルーファンタジー』のゲーム背景はイラストで描かれており、アナログアニメのような優しい色使いと空気感、そして平面レイアウトに根差した明暗コントロールに魅力があります。
本セッションでは、『GRANBLUE FANTASY: Relink - Endless Ragnarok』において、この2Dならではの表現を3DCG空間で破綻なく再現するために行った「明暗での考え方の基礎」「遠近感・スケール感の設計」
「キャラクターと背景の雰囲気統一」などの具体的な手法を3DCGでの再現が難しい要素に対し、
専用ツールの開発・実装で補完した事例と合わせて紹介します。
これらの手法を用いて情報をコントロールすることで、制作者の意図通りの印象を伝え、キャラクターと背景が一体となった世界観を表現できるようになります。
講演資料
- レイアウト、キャラクターに紐づく背景デザインで描く、『GRANBLUE FANTASY Relink - Endless Ragnarok』の世界.pdf
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講演者プロフィール
神谷 卓
2020年4月に株式会社Cygamesへ合流。
『GRANBLUE FANTASY: Relink』では背景アーティストとして、3DCG背景制作から、ツール・シェーダーの検証や開発、カットシーンでの空の作成まで幅広く経験し、
『GRANBLUE FANTASY: Relink - Endless Ragnarok』ではアートディレクターを担当している。
《講演者からのメッセージ》
『GRANBLUE FANTASY: Relink - Endless Ragnarok』で行った、2Dイラストでの表現を3D空間で再現するため画面情報をコントロールした手法を、具体的な事例を交えてご紹介します。
制作者の意図をユーザーへ届けるヒントとなるはずですので、アーティスト職以外の方も是非ご聴講ください。


