アクションゲームにおいて、剣や刀は最も登場頻度の高い武器です。
ですが、多くの製作者にとって歴史や扱い方などハードルが高く、取材に多くの時間と労力が必要です。またリアル寄りの作品においては、ハードの進化によって詳細な表現が可能になったことで、誤魔化せなくなってきた細かい部分も気になってくると思われます。
この講演は、自分の日本刀を注文打ちし、その工程を全て学ばせてもらい、さらに居合・抜刀道も長く修練したモーションアクターである杉口が、ゲームの制作において、
①作刀→②居合・抜刀→③アクション→④ゲームの仕様に際して
3つの立場から得たノウハウを一貫して体系化したものを共有します。
それぞれの立場からの実演も兼ねることで、ゲームクリエイター、アニメーターの皆様に空気を体感し、アイデアのきっかけや表現のブラッシュアップにお役に立てればと考えております。
講演者プロフィール
杉口 秀樹
一般社団法人国際総合武志道教会 忠勇会 剣士2段
2024年伊勢神宮演武奉納
ロサンゼルス「SAG-AFTRA stunt performer」所属
過去5年間、モーションアクターとして得た知見をCEDECで講演。
近年の参加作品
FINAL FANTASY XVI/FINALFANTASY Vl REMAKE/NieR /GRANBLE FANTASY:Relink/鉄拳8
Rise of the Ronin/ドラゴンズドグマ2/野狗子: Slitterhead/BLEACH Rebirth of souls
NINJA GAIDEN 4/ CODE VEIN Ⅱ 等
《講演者からのメッセージ》
ゲームやアクションの表現で、剣は一番メジャーな武器かと思われます。
私が殺陣で得た見栄えやリズム、間合いや呼吸。モーションキャプチャーでオーダーをいただく、仕様に合ったディフォルメした動き。
「本物」を知るべく学んだ居合での知見。そのまま好きが高じて、自分の真剣をオーダーメイドしたときの記録。
多様な視点から「剣」について観察し、まとめました。
クリエイターの皆様の、アイデアを広げるお力になれるよう頑張ります。どうぞお楽しみに!
Mao
幼少期よりダンスを始め、全国大会優勝、世界大会二連覇(Canda street Dance camp)など、国内外の数々
のダンスアトルで成績を残す。カナダ、アメリカでの2年留学を経て、ワールドワイドなダンスを学ぶ。帰
国後はモーションアクターとして、ダンス、お芝居、アクション等、英語の台詞も含め、あらゆるキャラク
ターに対応。アクターのみに留まらず、メディア、CM、映画など様々な分野でも活躍中。
《講演者からのメッセージ》
参加していただける皆様にとって、楽しく、そして有意義な時間を過ごしていただけるようなセッションになればと思っております!どうぞよろしくお願いいたします。
金子 起也
幼少期より空手・柔道・器械体操を始める。
各ジャンルで才能を発揮するが、激しい競技生活による怪我が元となり、周囲に惜しまれつつも引退。以後はスポーツトレーナーを志し専門学校に進学する。
学習過程でリハビリ学を学び、スポーツ復帰が可能になった事がキッカケで卒業と共にアクションの道を志す。
学生時代に総合格闘技を習得した後、RED ACTION CLUBのオーディションに合格。本格的にアクションマンとしてキャリアをスタートする。
仮面ライダーシグルド(仮面ライダー鎧武)のスーツアクターを始め、ヒーローや怪人等で多くの特撮作品や映画でハイレベルなアクションを成功させ続ける。
退所後もフリーランスとして同様にキャリアを重ね、杉口と再会した事で株式会社モーションアクターの主力メンバーに。モーションアクターとして多数の作品に出演。
さらに活動の幅を広げ、現在アクション監督としても活躍している。
《講演者からのメッセージ》
学びながらも楽しめる。そんな公演をお届け出来ればと思っております。
是非、会場でお待ちしております。


