本セッションは、進化を続けるヘブンバーンズレッド(以下へブバン)の未来を見据えた取り組みとして、ライトフライヤースタジオとグラフィニカによってへブバンの2Dアートの魅力を映像に落とし込んだ制作事例を解説いたします。イラストが動くような表現を通してユーザーの視聴価値を高めることを目標に掲げ、ライトフライヤースタジオはIP観点、グラフィニカは開発観点から、開発当初~1.5周年に至るまでの様々なPoCや、拘ったビジュアルで作品にコミットしてきたこと、ヘブバンの今後の表現についてを、美しいアートや映像資料を散りばめて明瞭且つキャッチーに発表させて頂きます。
講演者プロフィール
竹俣 太樹
美術大学卒業後、映像プロダクションを2社経験。
株式会社アトラスでペルソナ5などのカットシーンやイベント演出を担当。
株式会社Cygamesでは美少女育成ゲームのライブカットシーンを担当。
現在は株式会社WFSでヘブンバーンズレッドのシネマティクス等のディレクションを務めます。
CEDECは、2022年の【ヘブンバーンズレッドにおける「最上の、切なさを。」を形にしたビジュアルアイデンティティ】に続き、二回目の登壇となります。
《講演者からのメッセージ》
本セッションでは、グラフィニカさんとライトフライヤースタジオとでヘブンバーンズレッドのアートの未来を見据えた取り組みについてお話させて頂きます。グラフィニカさんとの取り組みは、両社の拘りを主張しながらも尊重し合って一つのグルーヴを生み、まるでバンドセッションのような魅力があります。
私の方ではIP観点でお話させて頂きつつ、全体の進行を務めさせて頂きます。宜しくお願いいたします。
堀内 隆
アニメのOPやPV、MV等を中心に映像演出全般を手掛けています。
最近の参加作品
TVアニメ 「NieR:Automata Ver1.1a」OP ディレクター
過去の講演
CEDEC2021 「劇場アニメーションの品質をUnityで実現する『メギド72』コンセプトムービーのメイキング」
《講演者からのメッセージ》
映像制作者側として、CEDEC受講者の方にお役にたてるお話ができればと思います。
小宮 彬広
1984年生まれ。
東京でCGデザイナーとして、アニメ、特撮、ゲーム、映画、CMなど、様々なCGを手掛ける。
2017年、京都支社を立ち上げ、スタジオ代表に就任。
2021年よりUnreal Engine開発をメインとしたRTR開発室の室長を兼任。
アニメでのUnreal Engine活用や、ゲームでのカットシーンワークフロー構築を務める。
昨年度から、社内技術開発プロジェクトの本部長も兼任。
《講演者からのメッセージ》
CEDECは初登壇となりますが、少しでも、ご参加いただく皆さまのお仕事の役に立つ内容をお話しできるよう頑張ります!
佐々木 達朗
大学卒業後、スクールにてCGを学び、東京でCGデザイナーとしてアニメ作品/CM等のCG映像制作に携わる。
新天地を求め京都に移住し、2017年からグラフィニカの京都スタジオにてアニメーションディレクターとして勤務。現在もCGデザイナーとして鋭意奮闘中。
《講演者からのメッセージ》
この機会に皆さまと技術交流させて頂ければ幸いです!
どうぞよろしくお願いいたします。
上野 亮
DTPや漫画業界を経てゲーム業界へ。
株式会社MAGES.(旧株式会社5pb.)にて背景制作を担当。
その後キャラクター制作を経て、アートディレクターを担当。
ゲームディレクター、マネージャーを兼務。
科学ADVシリーズ(STEINS;GATEなど)、B-PROJECT、などを担当致しました。
現在は株式会社WFSにてヘブンバーンズレッドのアートディレクターを務めております。
《講演者からのメッセージ》
3Dムービーの制作における2Dの視点でお話させて頂ければと思います。