サンリオが手掛けた「サンリオ バーチャルフェス イン サンリオピューロランド」は、世界的なソーシャルVR「VRChat」上に創られたバーチャルなサンリオピューロランド内に出現した地下5階の巨大空間で行われました。
リアルアーティスト、バーチャルアーティスト、サンリオキャラクターらが出演するメタバース商業イベントとして世界最大級の音楽フェスを「なぜ、サンリオが開催したのか？」「なぜ、絶賛を得ることができたのか？」
その秘密をこのプロジェクトの中核メンバーのセッションでお届けします。
①サンリオ：町田雄史（プロデューサー）
②異次元TOKYO：篠田 利隆（総合演出）
③Gugenka：三上昌史（メタバースイベント制作）
講演者プロフィール
三上 昌史
初音ミク公式バーチャルテーマパーク「MIKULAND」やサンリオ初のバーチャル音楽フェス「SANRIO Virtual Fes in Sanrio Puroland」、NTTのDOORで「人気アニメのバーチャル展示」などメタバースイベントのプロデュース。
日テレVTuberネットワークV-Clan顧問や各社XR事業のアドバイザーとしてXR分野において新規事業立案、コンテンツプロデュース。
自身が代表を務めるGugenkaでは日本アニメ公式キャラクター数世界一のデジタルフィギュア「HoloModels」やVRChatと日本初連携したアバター作成ツール「MakeAvatar」などを提供。
《講演者からのメッセージ》
本講演ではメタバースにおけるイベントの「勘所」を事例を交えながらわかりやすい言葉と内容でお届けいたします。
町田 雄史
2008年 株式会社サンリオ入社。
デジタルライセンス事業、新規IP事業、エンタメ事業等を担当。
2012年 音楽をテーマとした新キャラクタープロジェクト『SHOW BY ROCK!!』を立ち上げ、
2022年に10周年を迎える。
新しいエンターテイメントの追求から、VR初心者であるにも関わらず、新規事業開発として、
2021年 VR上の音楽フェス 『SANRIO Virtual Fes in Sanrio Puroland 』を立ち上げ。
現在はデジタルコンテンツを中心に新規事業を担当。
「みんな」が一緒になって楽しんでくれること。
驚いてくれること。ワクワクすること。
笑顔になってくれることを探して、ポップにファニーに奮闘中。
《講演者からのメッセージ》
新しい「エンターテイメント」を求めて、ファンをあっと驚かせるものを作りたい。
そんな気持ちで企画が始まった2020年、弊社のチームメンバーみんながVR初心者で、
メタバースという言葉もよく意識をしていませんでした。
立ち上げから開催を通して、多くのクリエイターの方々とお会いして感じたことや、
イベントに来てくださったお客様とお話しして感じたこと。
エンターテイメント企業を目指す会社として感じた課題や未来についてお話しができればと思っております。
篠田 利隆
オタクカルチャーを中心に映像の演出を軸にイベントやライブ、VRなどの演出も手がける。
実写からアニメに3Dまでリアルからヴァーチャルまで次元を超えた演出家。
Biography
YOASOBI「ハルジオン」
タマホーム×Ado TVCM
サンリオバーチャルフェス総合演出
宇多田ひかる「Kiss＆Cry」
ももいろクローバーZ 「MORE WE DO!」
REOL 「Give me a break Stop now」
日清カレーメシ「こいつらガールズ」CM
デカビタC「元気すぎるご当地キャラ」
新章アイマリンプロジェクト
PlayStation 5_Lineup_Presentation_File_2021-03
Yuni VRライブ総合演出
『魔法少女まどか☆マギカ10（展）』シアター
Fate/Grand Order 配信3周年記念映像 |The Essentials of “Fate Series” - 人類史最大の英雄譚 -
Fate/Grand Order ３周年フェス Grand TOWER
MADOGATARI展［SHAFT 40th ANNIVERSARY］ 三面映像
劇場版アニメ映画『フラ・フラダンス』ED
TVアニメ「ホリミヤ」ED
TVアニメ「理系が恋に落ちたので証明してみた。」OP
など
《講演者からのメッセージ》
メタバースが話題になってきている中、VRカルチャー、音楽カルチャー、サンリオそれぞれの文化を大事にしつつ
エンターテイメントにしていったか、また映像クリエイターである自分がXR演出としてどう考えていったかなどお話できたらと思います。
