「IDOLY PRIDE」の3D美少女キャラクターを魅力的かつ効率的に制作する手法

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日時:
2021年08月26日(木)14時50分〜15時50分
形式: レギュラーセッション(60分)
プラットフォーム: モバイル
受講スキル:
・Unityを用いたモバイルゲーム開発に興味ある方 ・キャラクターモデリングに興味のある方
受講者が得られるであろう知見:
・運用を見据えた3DCGワークフローとデータ構成 ・アイドルをより魅力的に表現するテクニック
セッションの内容

本セッションでは「IDOLY PRIDE」(アイプラ)の制作事例を通して、
Unityを用いたモバイルゲームにおける3Dキャラクターを魅力的に表現する手法を解説いたします。

本作ではキャラクターにはセルルック、背景には物理ベースレンダリングを取り入れ、
アイドルの存在感と輝きを魅力的に表現するため、ライティング表現・質感表現の工夫を行いました。
また、動的な顔形状の制御や、本作の特徴のひとつの「汗表現」といった挑戦も行っているので、このような取り組みについてお伝えします。

さらに、運用で日々追加されていくキャラクター、衣装を見据えた効率的なワークフロー、事故防止の方法などについてもご紹介します。


講演資料

  • 「IDOLY_PRIDE」の3D美少女キャラクターを魅力的かつ効率的に制作する手法.pptx

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講演者プロフィール

杉村 貴之

杉村 貴之
所属 : 株式会社QualiArts
役職 : デザイナー

2006年から、3DCGデザイナーとして、モデル、モーション、カットシーン制作等で
コンシューマーゲーム開発・基盤映像開発に携わる。
株式会社フロムソフトウェア、株式会社バンダイナムコエンターテインメントを経て、
2018年に株式会社サイバーエージェントに入社し、
現在はQualiArtsで、モバイルゲーム開発における3Dモデルのディレクションを担当。

《講演者からのメッセージ》
今作「IDOLY PRIDE」では、
悩み、成長を経て、ステージに立つアイドルたちが見せる、
輝きや、はっとさせられる一瞬の煌めきを表現するため、
弊社従来のタイトルからさらに、ライティング・質感表現、造形の向上を目指しました。

美少女キャラクターゲームのジャンルにおいて、従来よりリッチなモバイル体験を届けるべく、
工夫をした内容をご紹介できればと思います。

見原 朋也

見原 朋也
所属 : 株式会社QualiArts
部署 : テクニカルアーティスト室
役職 : テクニカルアーティスト

2009年に株式会社サイバーエージェントに新卒入社。
サーバーサイドエンジニアを経験後、テクニカルアーティストに転向。
株式会社QualiArtsにて複数のモバイルゲーム開発に携わり、主にパイプライン周りのTAとして効率化や事故防止に従事。

《講演者からのメッセージ》
本公演でご紹介する手法が少しでも受講される皆様のお役に立てば幸いです。