本セッションでは、モーションアクターの持つナレッジについて説明します。
主に3Dアニメーターさんやモーションデザイナーさんが、より質の高い人の動きを表現するため知っておくと便利であろう情報をお話しします。
物理的な事から演技、キャラクター、使用に至るまで、撮影済みのデータからだけでは読み取り辛い理屈を知ることで、3Dモデルに流し込んだ際に狙った印象に落とし込めること目指します。
講演は実際に簡単な動きを見せ、視覚的にも理解が得られるように進めます。
普段、撮影現場で収録リストのオーダーにのみ応えているモーションアクターが、どのような理屈をで論理的に動きを組み立ていくかを、具体的に解説します。
講演者プロフィール
杉口 秀樹
株式会社モーションアクター代表取締役
「SUG-AFTRA stunt paformer」 モーションアクター歴役20年
ハリウッドよりXMA・トリッキングの技術・文化を持ち込み国内に普及させる。
仮面ライダーウイザードのスーツアクターを担当したことでシーンの認知度を上げる。
自身の経験を通して得たノウハウをクリエイターと共有するため2020年法人化。
最前線のアクター・コーティネーターとしても活動中。
NieR Replicant・FF7R・ドラゴンクエストⅪ・NieR:Automata・戦国無双・龍が如く・ 他
noteでもノウハウを公開中 https://note.com/motionactor
《講演者からのメッセージ》
初めまして、株式会社モーションアクター代表取締役の杉口秀樹と申します。
手付けアニメーター、モーションデザイナー、3Dアニメーター、各ディレクターさまに向けて、人の体がどういう理屈でスムーズに違和感なく、動きの構築していくかを共有できればと思っております。
続いてアクション、さらに非現実的な動きに移行する場合の、気持ちの良いリズムやエネルギーの補完のイメージなど、アクターとしての経験から得たノウハウを、実際に見てもらいながら楽しくお話しできればと思っております。