Position Based Dynamics Combo 物理シミュレーション関連の最新論文実装
受講スキル
剛体、弾性体、クロスシミュレーションなどの物理シミュレーションに関して情熱をお持ちの方。最新の論文内容を詳細まで理解して既存の物理シュミレーションを改善したい方。C++ や OpenGL のプログラミング知識に加え微分、ベクトル、行列、力学に関して高校程度の知識があることが望ましいですが、専門知識がない場合であってもインタラクティブなデモや動画で、この分野の概要を視覚的に学ぶ事は可能です。
受講者が得られるであろう知見
手法のメリット、デメリット、具体的な実装方法について学ぶことで、必要に応じてより高品質な物理表現を行うことができるようになる。近年の一連の論文を理解することで PBD 手法に関する最新動向を俯瞰して捉える事ができる。また各論文の具体的な実装例のソースコードや論文の日本語訳も得られます。
セッションの内容
近年発表された論文 Strain Based Dynamics(2014)、Air Meshes for Robust Collision Handling(2015)、XPBD Position-Based Simulation of Compliant Constrained Dynamics(2016) に関して、実装に必要となる、技術や背景知識について解説する。ここで用いられる Position Based Dynamics (以下PBDと略す)と呼ばれる手法は、既に広くゲーム開発に応用されてきているが、近年の研究では、高速で安定した特徴に加え、より正確かつ堅牢で現実の材質の特性を反映した表現が扱えるようになってきている。本セッションでは、初学者向け PBD 入門から始まり、近年の重要な研究を3本まとめて理解することで弾性体やクロスシミュレーションに関してより高品質な表現の実現を目指す。