文字パズル『コトバシる』は、どのように生まれたか?  ~視覚障害者向け・電源不要のゲームからテレビゲームへ~

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日時:
2011年09月06日(火)〜2011年09月08日(木)
形式: インタラクティブ
受講スキル:
・テレビゲーム企画者。特にテレビゲーム以外の遊びの企画を経験したことが無い人。
受講者が得られるであろう知見:
・テレビゲーム以外への展開も行なったゲーム開発の実例。<br />・視覚障害者向けのゲーム開発の実例。
セッションの内容

コンピュータとディスプレイを使うことがテレビゲームの特徴である。
「視覚障害者が楽しめるゲーム」作りを出発点として、これらを使用しないゲームの開発を試みた。
このゲームをテレビゲーム化するにあたり、テレビゲーム特有の利点を加えることで楽しさの向上を目指した。さらに、印刷物での体験版や、障害者向け共用品など、テレビゲーム開発ではあまり見られない試作を行なった。これらの概要を紹介する。
視覚障害者への遊びの提供は、ゲーム業界が取り組んでこなかった分野であり、ゲーム開発者の原点である「遊びを作る能力」を発揮できる場であると考えている。


講演資料

  • C11_P0135-BNG.zip

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講演者プロフィール

平石 博之

平石 博之
所属 : 株式会社バンダイナムコゲームス
役職 : 技術部<br/>リードエンジニア

1992年 株式会社ナムコ(現在バンダイナムコゲームス)入社。

電気回路設計、セキュリティ設計などを経て、現在は主にサウンドプログラムを担当。


《講師からのメッセージ》

私はエンジニアですが、なぜかゲーム企画に関する発表をさせて頂きます。
本職のゲーム企画の方をはじめ、いろいろな人と意見交換できると嬉しいです。