マルチプラットホームライブラリを作ってみた – パワースマッシュ4の場合

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日時:
2011年09月08日(木)16時30分〜17時30分
形式: セッション(60分)
受講スキル:
クォータニオンを含む数学、グラフィックスハードウェアの知識、マルチスレッディング、データ製作工程の知識。できればゲームアプリケーションの開発経験。
受講者が得られるであろう知見:
マルチプラットホームライブラリの設計と実装。最適化と省メモリ化。アプリケーションとライブラリの間で起こる問題を解決するヒント。
セッションの内容

PowerSmash4で使用したマルチプラットホームライブラリについて述べます。PowerSmash4はPS3、XBOX360、Wiiにて開発され、できるだけ機種ごとの違いを隠す必要がありました。しかしながらライブラリ開発はゼロから行わざるを得ず、人員も潤沢とは言えません。このような状況で、ライブラリを設計する際に何を指針としたのか、また、労力と性能の板ばさみの中でどのような決断をしたのか、そして、実際のゲームにライブラリを導入する際にどのような問題が発生したのかを紹介します。


講演資料

  • C11_P0072-SEGA.zip

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講演者プロフィール

平山 尚

平山 尚
所属 : 株式会社セガ
役職 : 第二研究開発本部 プログラマ

2002年セガ入社
主にライブラリとアプリケーションの狭間の仕事を担当
著書に「ゲームプログラマになる前に覚えておきたい技術」