分析業務をブーストするBIツール活用術

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日時:
2017年09月01日(金)17時50分〜18時15分
形式: ショートセッション
受講スキル:
Excelなど何らかのツールや、自前のプログラムでデータを可視化した経験のある方
受講者が得られるであろう知見:
分析・可視化に役立つOSSや商用BIツールの選定基準、導入時のメリット
セッションの内容

プレイヤーの行動をどう分析・可視化して運営に繋げるか?この課題に応えるため、企業は様々なサービスを自社開発したり、BIツールを導入しています。また昨今では1ゲームファンが、BIツールを活用するケースも見られます。そんな社内外の期待に応えるかのように、以前は有償だったGoogle社提供のBI機能が無償になったり、Airbnb社内製の可視化ツールがOSSになるなど、昨年度を振り返っただけでも激しい動きがありました。

一方でこれから分析業務に関わる方の中には、ツールの選択肢が増えたが故に「何を選えばいいのか?」という問いに選定基準が定まらず、悩ましい状況に置かれている人もいるのではないでしょうか?

そこで、数10タイトルの運営を支えるKPIポータルを数年にわたり設計・開発・運用する傍ら、この内製サービスだけでは難しい要望に対応すべく、補う形で商用BIツールを評価・導入した経験から、会社によって異なるであろう様々な”ヒト、モノ、カネの制約”、そしてアウトプットに求められる”スピード”感を想定した上で、「今、何を選えばいいのか?」というテーマに、極力公平な視点で切り込んでいきたいと思います。


講演資料

  • C17_80.pdf

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講演者プロフィール

竹村 伸太郎

竹村 伸太郎
所属 : 株式会社バンダイナムコスタジオ
部署 : 技術統括本部 技術本部 ネットワーク統括部 分析運営課

経歴:
奈良先端科学技術大学院大学卒。 2008年バンダイナムコゲームス(現バンダイナムコエンターテイメント)入社。 2012年より現職。2児の父。

元々は3Dグラフィックスを専門としていたが、転籍のタイミングで心機一転し、大規模データ解析の仕事に従事。データ解析インフラの整備が一段落した今、機械学習の最新技術を会得すべく毎週東大で勉強しています。

著書に
DirectX+XNA 3Dプログラミング入門, 2008

過去のCEDEC講演に
データ活用で生産性UP!統計分析を伴うツール開発の舞台裏, 2011
アプリマーケット情報を活用して、ログに頼れない分析に立ち向かおう, 2015

《講演者からのメッセージ》
いざBIツールと聞かれても、「Excelで何とか間に合ってるけど、いいことあるの…?」「どうせPandasやdplyrで書けない人のためのツールっしょ」と首をかしげてしまうような、ふるゆわ、もしくはガチ勢クラスタのそこの貴方!そんな方々にも何かしら有益な発見があるようなセッションを目指しますので、ぜひお越しください。