ネットワークゲーム研究の理論と実際

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日時:
2008年09月10日(水)14時50分〜16時10分
受講スキル:
ネットワークプロトコルやP2Pプロトコルに関する一般的な知識
セッションの内容

ネットワークゲームは、開発と運用コストが従来に比べてけた外れに高くなっています。これは、時間帯によるユーザ数の変動が激しく、遅延やセキュリティに対する要求も高いため技術的要求がおのずと高くなるためです。にもかかわらず開発現場ではシステム構成法のノウハウが意外にも共有されていません。本セッションでは、ネットワークゲームの研究・開発者コミュニティにおいて議論された、いくつかの研究成果を紹介し、ネットワークゲームシステムの理論的なモデルと現実問題への適用可能性について紹介いたします。


講演資料

  • ac07.pdf

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講演者プロフィール

川原 圭博

川原 圭博
所属 : 東京大学
役職 : 大学院情報理工学系研究科 助教

東京大学大学院在籍中の2000年よりネットワークプロトコルの研究開発に従事し、2001年にはMMORPG向けの完全分散型P2Pプロトコルを開発。2005年3月、博士(情報理工学) 取得。2005年4月より現職。現在は、次世代インターネット技術の研究開発のほか、センシング技術を活用した行動認識技術にも従事。