デモシーンへようこそ 〜 4KBで映像作品を作る技術 〜

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日時:
2016年08月24日(水)11時20分〜12時20分
形式: レギュラーセッション
受講スキル:
実行プログラムによる映像作品に関する興味、デモシーンで使われる技術への興味
受講者が得られるであろう知見:
デモシーンとよばれる文化についての知識、最新のデモシーンで利用されている技術についての知識
セッションの内容

「デモシーン」は日本ではあまり知られていませんが、ヨーロッパのゲームや音楽・映像のエンターテイメント
業界では有名なコンピューターサブカルチャーです。
「デモパーティ」と言われるイベントで、多くの参加者が実行プログラムによる映像作品と
食べ物や飲み物を持ち寄り、大画面での上映を楽しみます。
日本では、「Tokyo Demo Fest」というデモパーティが開催され、ヨーロッパからも多くの人々が参加します。
本セッションではデモシーンの紹介と、デモシーンで利用されている最新技術の中から、4KB の実行ファイルで驚くほど綺麗な映像を生成するための基礎的な技術解説を行います。

※ 本招待セッションは、Tokyo Demo Festとのコラボレーション企画セッションとなります。
Tokyo Demo Fest公式サイト: http://tokyodemofest.jp/


講演資料

  • C16_266.pptx

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講演者プロフィール

奥 健太郎

奥 健太郎
所属 : 株式会社イマジカデジタルスケープ
部署 : デジタルリアリティラボ
役職 : エンジニア

学生時代からデモシーン(メガデモ)に興味を持ち、チーム"System K"でのデモ作品の制作を行い、
単身でヨーロッパのデモパーティへ参加。ヨーロッパのデモパーティに感動して以来、
日本にもデモパーティの文化を伝道すべく、日本で唯一のデモパーティ”Tokyo Demo Fest” を主催。
http://tokyodemofest.jp

職歴: 日本SGI 株式会社を経て、2011年 株式会社イマジカ デジタルスケープに入社。
現在の研究開発部署にて、メガデモのグラフィックス技術を生かした技術開発を行っている。
http://www.digirea.com

《講演者からのメッセージ》
デモシーン(メガデモ)の制作を通して学ぶことのできることはたくさんあります。
高度なレンダリング技術や、音声処理のみならず、締め切りまでの制作過程やチームワークなどを学べます。
Tokyo Demo Fest には業界第一線で活躍するプロも参加しています。
是非学生の方々には、このようなイベントの存在を知っていただき、作品制作のチャレンジと
多くの人々の交流を楽しんでもらえれば幸いです。
また、業界第ー線で活躍するプロの方々は、技術力でお互いに切磋琢磨できると同時に、
若い世代のパワーに驚かされ、活力となることでしょう。

石橋 誠也

石橋 誠也
所属 : Unity Technologies Japan
役職 : フィールドエンジニア

ローレベルプログラミング、グラフィックスプログラミングを好み、CPU や GPU を全力でぶん回して美しいインタラクションを実現することに生き甲斐を見出す。フロムソフトウェア、スクウェア・エニックスを経て現在は Unity Technologies Japan に勤務。 @i_saint

《講演者からのメッセージ》
高校生の頃、64 KB のメガデモ (Heaven 7) を見て「魔法って実在するんだ!」と思ったものです。今でも魔法を使えるようになりたくてプログラマーやってる側面もあります。