ゼノブレイドクロスの広域なマップの描画手法

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日時:
2015年08月27日(木)11時20分〜12時20分
形式: レギュラーセッション
プラットフォーム: コンシューマ,PC
受講スキル:
描画関係のエンジニア、テクニカルアーティスト
受講者が得られるであろう知見:
広域なマップの描画手法
セッションの内容

弊社ではゼノブレイドクロスで広域なマップの表現を目指しました。
広域なマップを表現する場合、通常の描画手法とは異なる手法で描画制御を行います。
本内容では、レンダリングパス・ライティングと言った大きな括りの話では無く、広域な表現手法で特に役に立った物をピックアップし説明したいと思います。

具体的な内容として、
・ゼノブレイドクロスのマップの構成の説明
・遠距離・近距離に関して見た目を波状させないテクスチャサンプリング手法
・隣接の異なるマテリアルの間に新規にブレンドしたマテリアルを自動生成する手法
・草などに使用した自動生成による大量のモデル描画フロー
・キャッシュの考えを利用した広域なシャドウマップ
などを行います。


講演資料

  • 11.pdf

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講演者プロフィール

稲葉道彦

稲葉道彦
所属 : 株式会社モノリスソフト
部署 : 第一事業部
役職 : プログラマー

株式会社モノリスソフト
プログラマ

2005年 株式会社モノリスソフト入社
ゼノサーガEP3
ソーマブリンガー
ゼノブレイド
ゼノブレイドクロス
などに関わりました。

作業内容として、描画エンジン・MAYAのプラグイン開発・ナビゲーションメッシュ・コリジョン等のライブラリ関係全般の環境構築を行っています。

《講演者からのメッセージ》
ゼノブレイドクロスの高域なマップを表現する上で行った手法・問題点などを皆様と共有出来ればと考えています。