『D4: Dark Dreams Don't Die』におけるNUIとアニメーションによる感覚再現

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日時:
2014年09月04日(木)17時00分〜17時30分
形式: ショートセッション(25分)
受講スキル:
ゲームデザイナー、アニメーションアーティスト
受講者が得られるであろう知見:
NUIを利用した入力方式に辿り着くまでのプロセス<br />簡単な入力からダイナミックなアクションが発生する気持ちよさを提供するノウハウ
セッションの内容

私たちが『D4: Dark Dreams Don't Die』というゲームにおいてNUIを利用してどのようなプロセスを経て、今の入力方式に辿り着いたか。なぜその入力方式がベストだと判断したのか。
その結果ユーザーにどういったキャラクターアニメーションフィードバックを与えることがより気持ちの良いプレイ感覚を与えるのかについて、開発事例を元に解説する。


講演資料

  • C14_153.pptx

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講演者プロフィール

廣吉 功

廣吉 功
所属 : 株式会社アクセスゲームズ
役職 : 開発部<br>アニメーションリーダー

D4: Dark Dreams Don't Dieのクリエイティブディレクター兼アニメーター


《講師からのメッセージ》


私たちがNUI(ナチュラルユーザーインターフェイス)を使った新しいユーザー体験と、それに導くためのアニメーションを表現するための道のりは険しいものでした。
その中でトライ&エラーを繰り返し、得てきた知識を皆さんに共有し、新しいゲーム表現の礎となれば良いと考えています。
私たちが経験したNUIを使ったゲーム表現の成功例、失敗例を交えて、ゲームの新しい形を体験していっていただければと思います。

今井 新太郎

今井 新太郎
所属 : 株式会社アクセスゲームズ
役職 : GM開発部<br>プランナーサブリーダー

CEDEC2012 代表講演者
ゲームAIはプレイヤーを虜にできるか?
~アクションゲームにおいて、AIを使って華麗に誤魔化しつつ魅せる手法~


《講師からのメッセージ》


今回、D4におけるコンセプト「感覚再現」を実現するには、これまで開発してきたノウハウやセオリーではうまく表現できないことが山盛りでした。その問題を解決するため、より面白くするため、そして新感覚のゲームを世に送り出すため、アニメーションチームとプランニングチームが結束し、その大きな壁に立ち向かった。その道標である「問題」「議論」「試行」、そして「成功」までの軌跡をお伝えできればと思います。その中で、これからの開発に向けて、ユーザーに体験してもらえる新しい何かのきっかけになればと思います。