キャラクタの動作合成・遷移技術

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日時:
2014年09月03日(水)14時50分〜15時20分
形式: ショートセッション(25分)
受講スキル:
キャラクタの動作処理技術について関心や知識のある方<br />詳細な実装方法まで理解するためにはキャラクタ動作処理のプログラミング経験があった方が望ましい
受講者が得られるであろう知見:
キャラクタの動作合成・遷移技術の概要や実装方法、及び、背景技術
セッションの内容

講演者の研究室で開発した、キャラクタの動作合成・遷移技術について解説します。通常、ゲームでのキャラクタの動作は、あらかじめ作成された短い動作デー タを連続的に再生することで実現されますが、前後の動作データの間をなめらかに合成して自然な遷移動作を実現することは難しいとされています。本講演で は、自動的に最適なブレンド方法・区間を決定して動作合成・遷移を実現する技術について、概要や実装方法を解説します。また、関連して、CG研究分野での 最近の動作合成技術や研究動向についても紹介したいと思います。


講演資料

  • C14_142.pdf
  • C14_142_movie.pdf

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講演者プロフィール

尾下真樹

尾下真樹
所属 : 九州工業大学
役職 : 情報工学研究院 システム創成情報工学研究系<br>准教授

2003年3月、九州大学 大学院 システム情報科学府 博士後期課程 修了(博士(情報科学))。
2003年4月より、九州工業大学 情報工学部 講師。2004年6月より、現職。
キャラクタアニメーション技術の研究に従事。
2001年度・2002年度 未踏ソフトウェア創造事業 開発者。
CEDEC 2010・CEDEC 2008 で講演。