バーチャルとリアルを行き来するエージェント・キャラクターの表現

タグ:
日時:
2013年08月21日(水)〜2013年08月23日(金)
形式: インタラクティブセッション
受講スキル:
ユーザに存在感を与えるためのキャラクターの使用法に興味がある方<br />実世界ゲームにおけるキャラクター表現に関心がある方
受講者が得られるであろう知見:
キャラクターからユーザが受け取る認知的な効果、仮想的な表現に対する感情移入<br />ゲームにおけるキャラクターやエージェントの利用法<br />キャラクター表現に対する実世界表現を含めた新しい応用法
セッションの内容

本セッションでは、我々の開発した変化する擬人化トリガーを用いた、キャラクター表現の様々なあり方を探るコンセプトをデモンストレーションします。画面の中と外をキャラクターが自在に行き来することで、仮想世界の出来事に人間を感情移入させるシステムBReAや、ユーザに応じて擬人化表現を変えるmorphExplainer、実際の物体の間を行き来するように演出するtransExplainer、人体に張り付いてキャラクター化するparasiticBeltなどのデモンストレーションを行います。


講演資料

  • C13_132.pdf

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講演者プロフィール

大澤博隆

大澤博隆
所属 : 筑波大学
役職 : システム情報系 知能機能工学域<br>助教

2009年慶應義塾大学大学院開放環境科学専攻博士課程修了。2009年慶應義塾大学訪問研究員及び米国マサチューセッツ工科大学AgeLab特別研究員。2010年日本学術振興会特別研究員PDに採択され、国立情報学研究所へ出向。同年から2011年にかけ、JSTさきがけ所属専任研究員。2011年より2013年まで、慶應義塾大学理工学部情報工学科助教。2013年より現在まで、筑波大学システム情報系助教および、JSTさきがけ兼任研究員。ヒューマンエージェントインタラクション、人工知能の研究に従事。共著として『人とロボットの<間>をデザインする』(東京電機大学出版局)。情報処理学会、日本ロボット学会、人工知能学会、IEEE、ACM 等会員。博士(工学)


《講師からのメッセージ》

人間を構成する要素を個々に検討し、その一部または全部を工学的に応用することで、我々の認知能力を広げ、人と機械のより良い接点を作り出すことを目標としています。

金井祐輔

金井祐輔
所属 : 慶應義塾大学
役職 : 理工学研究科<br>学生

共同研究者


慶應義塾大学 理工学部 情報工学科 今井倫太