ゲームのチカラを電機の世界へ

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日時:
2013年08月21日(水)14時50分〜15時50分
形式: セッション(60分)
受講スキル:
ゲーム業界の技術・ノウハウを幅広く活かしたいと考えている方
受講者が得られるであろう知見:
ゲーム業界で業務に従事する者が持っているであろう、ゲーム開発におけるノウハウが、電機業界等他の業界においても適用できるという気付きと、その活用方法。
セッションの内容

電機業界でも高性能なCPU/GPUが利用できる機器が登場し、ゲーム業界の技術やノウハウを生かせる土壌が醸成されつつある。本セッションでは、ゲーム業界のツールやランタイムエンジンの供給を介して、ゲームのチカラが実際の家電等で活用された実例を挙げながら、他業界における課題や展望を伝える。


講演資料

  • C13_156.pdf

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講演者プロフィール

近藤 文仁

近藤 文仁
所属 : 株式会社セガ
役職 : 開発技術部 技術開発課<br>チームリーダー

過去、主にサクラ大戦シリーズのメインプログラマとして活動。現在は、開発者として得たモノ作りの知見や技術を「Acroarts(アクロアーツ)」統合環境として整備することで、セガの多くのタイトルを支え続けている。
また近年は、その活動範囲をゲーム業界のみならず、電機業界全般に拡げている。ゲーム業界のノウハウと映像技術を存分に活かせるアクロアーツを用いて、既存の電機機器に「人への優しさ」や「人に伝える力」を加える活動をしている。


《講師からのメッセージ》

そもそもゲームとは、先進的で、野心的で、意欲的なクリエイタ達の自由な発想が生み出す、ユーザを遊ばせることで対話する「作品」であると思います。
そして今、スマホやタブレットはもとより、例えば電機業界でも高性能なCPU/GPUが利用できる機器が登場するなどし、ゲーム技術を発揮できる場は飛躍的に増えています。
今回のセッションでは、私がこれまでゲーム作りを通して得た知見や技術を電機業界に持ち込むことで生まれた「作品」が、どういった変化をもたらし、また可能性を持つのかをお話しします。